12/17(日・夜)「うらにわ図書室」第3冊 今回の本:森博嗣「スカイ・クロラ」
【「うらにわ図書室」第3冊開催概要】
・日時 :12月17日(日) 17:00〜19:00・場所 :カフェ・ミヤマ 渋谷東口駅前店 5号室
・今回の本:森博嗣「スカイ・クロラ」
・チケット
現地 2000円(本ページよりご購入ください。)
https://peatix.com/event/3761522/view
書込チェキ付Zoom 2500円
https://suisou-clematis.life/products/12-17-%E6%97%A5-%E3%81%86%E3%82%89%E3%81%AB%E3%82%8F%E5%9B%B3%E6%9B%B8%E5%AE%A4-%E7%AC%AC3%E5%86%8A-zoom%E5%8F%82%E5%8A%A0-%E6%9B%B8%E8%BE%BC%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%AD
※ 現地10名/Zoom10名各先着
※書込チェキ付Zoomの詳細は、上記リンクよりご確認ください。
【「うらにわ図書室」について】
・「うらにわ図書室」とは、アイドルグループ「水槽とクレマチス」の本の虫、115(いいこ)が概ね月1回定期開催する読書会イベント。※ 「水槽とクレマチス」は東京で活動する旅×ライブ×生活をコンセプトとするアイドルグループ。
https://suisou-clematis.life
・1人で読んで1人で感想などをメモして終わりがちな読書ですが、面白い!すごい!これはなに…などの気持ちを、同じ本を読んだもの同士で共有する楽しみの場所になったらうれしいです。
・本を通して人と話し合うことで、新しいことを知ったり新しい視点をみつけたりできるかもという魂胆もあります♩
・全く本に詳しくない方も、その日扱う本さえ読んでいれば気軽に参加していただきたいです。
※ Zoom参加もあり。ご希望の方は下記リンクより参加チケットをご購入ください。
https://suisou-clematis.life/products/12-17-%E6%97%A5-%E3%81%86%E3%82%89%E3%81%AB%E3%82%8F%E5%9B%B3%E6%9B%B8%E5%AE%A4-%E7%AC%AC3%E5%86%8A-zoom%E5%8F%82%E5%8A%A0-%E6%9B%B8%E8%BE%BC%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%AD
・本についての語り合いは1時間半〜2時間程度を予定、その後に1時間弱のチェキ会があります。(チェキ会には不参加という形も問題ございません。) 「語り合い」のパートでは、最初に軽い自己紹介と簡単な感想を皆さんに述べてもらった後、自由に内容や感想について語り合います。
・話題の「賞」の本から、115が敬愛してやまない作家まで。 115が本の感想を語る #四畳半読本会 配信から飛び出し、双方向でゆったりお話しできる裏庭へ。 ほんとのお話を楽しみましょう。
※原則毎週火曜20時〜開催の #四畳半読本会 配信はこちら↓
https://twitcasting.tv/uraniwa_ho
アーカイブはこちら↓
https://youtube.com/playlist?list=PLro1_zTc1H3Zt6_hOlOh_gQGoJLN38y8R&feature=shared
※ 事前読書が任意の #四畳半読本会 配信と異なり、本イベントのご参加は事前読書が前提となっています。
【115ってだれ?】
小説とシルバニアを常に持ち歩いている。 クリスマスとツイッターのことが好きで、トマトと傘のことが嫌い。 好きな作家は中島らも 森博嗣 筒井康隆etc・・・ おさんぽが得意。 喋ることがへたくそ。
(SNS)
・Twitter:@uraniwa_ho https://twitter.com/uraniwa_ho
・YouTube個人チャンネル:115 いいこ https://www.youtube.com/@115iiko
・Instagram:@zar_usoba https://www.instagram.com/zar_usoba/
・note https://note.com/am_chan
・Tumblr:@sunday-akachan https://www.tumblr.com/sunday-akachan
【『スカイ・クロラ』について】
・内容僕はまだ子供で、ときどき、右手が人を殺す。その代わり、誰かの右手が、僕を殺してくれるだろう-。近未来を舞台に、戦闘機パイロットである「僕」の日常を描き、「死とは」の問いに挑む。(「MARC」データベースより)
・115の森博嗣さんへの想い
森博嗣さんの作品を初めて読んだとき(初読作品は『黒猫の三角』でした)、抜かりの無い陰気(←悪口じゃないです!)で整然なロジックの勢いに圧倒され、そこから『すべてがFになる』を始まりとする森ミステリィを読み漁るようになりました。
読めば読むほど、「人間」や「自己」についての価値観、死生観が、元々自分の中にあったものと共に掻き回されていく感覚があり、そういった読み心地と会話文の独特なリズム感に陶酔しています。
・115が『スカイ・クロラ』が好きな理由
登場人物の架空性とリアル性のバランス感がよく、また、ひたすらに「僕」という、飛行機のことや空を飛ぶことが好きな者の視点で進んでいく物語になっているのもよい(例えば「キルドレ」といった用語や登場人物を取り巻くもっと広い視野からの状況説明のようなものがほとんどない)。『スカイ・クロラ』自体や、「スカイ・クロラ」シリーズにおいて一貫している静けさ、寂しさと無邪気さも好き。
・「うらにわ図書室」で取り上げたい理由
「スカイ・クロラ」シリーズの作品において、第1作目でありつつも時系列的にはいちばん最後になると言われている『スカイ・クロラ』。同時に森博嗣さん自身が自身の代表作とされている本作について、みんながどんなテーマを見出すか、どういう解釈があるかを話し合えたら面白そうだと思いました。
実は、世間的には森博嗣さんの代表作とも言えそうな『すべてがFになる』を含むいわゆる“森ミステリィ(理系ミステリィ)”を課題本にしようかとも少し考えました。ですが、それでも本作を選んだのは、『スカイ・クロラ』のほうがよりSF要素が(ミステリー要素がないことにより)強く、それゆえに作者自身の死生観が、話し合いの余地を持たせる形でありつつも顕著に表されている気がしたからです。
※ 『スカイ・クロラ』以外の「スカイ・クロラ」シリーズを読まれている必要はありません。
※ 映画版の「スカイ・クロラ」を話題に出すことは問題ありませんが、みなさんが観ていないことを前提にお話しください。(あくまでメインは本の感想にしていただければと思います。)